UK Jazz Dance Gems - Tomi the Jazzy Monk
第174回 Ingram/ That's All/ H&L
Ingram/ That's All/ H&L (HL 69021) 1977

ジャズだから、ソウルだからと敬遠していると、ついついいいもの見逃してしまう。ジャンルを越えるいいレコードに出会うたびに反省せざるをえない。
第173回 V.A./ Blue Note Street Part 1/ EMI Japan
V.A./ Blue Note Street Part 1/ EMI Japan 2007

Blue Noteのカバー企画は、一定期間ごとに繰り返されている。その中でも、最も新しいのが2007年にリリースされたこの「Blue Note Street」だ。
第172回 Rain/ S/T / Rain
Rain/ S/T / Rain (RR 01) 1981

生の喜びに満ちた印象的なジャケット。情報が少なすぎるがゆえに、簡単に見つけることができないレコードだ。
第171回 Paula Lima/ Quero Ver Você No Baile/ Mr. Bongo
Paula Lima/ Quero Ver Você No Baile/ Mr. Bongo(MRB 12016) 2002

ブラジル人歌手Paula Limaの力強いスキャットと印象的なエレピのフレーズ、そして疾走するドラムとベース。昨年、11月の来日時にSpinna& Kenny Dopeもプレイしたブラジリアン・クラッシク「As Famosas Gargalhadas Do Yuka」をB面に収録。
第170回 Ronny Jordan/ Tinsel Town 7"EP/ Island 【7inch】
Ronny Jordan/ Tinsel Town 7"EP/ Island (IS 566) 1993

アシッド・ジャズが世を席巻してから15年近く時間が過ぎた。今、20代の若者にとっては過去の遺物に過ぎないのかもしれない。
第169回 As One/ I Love You 12"EP / Ubiquity
As One/ I Love You 12"EP / Ubiquity (UR12156) 2004

数あるラブソングの中でも、これほどに甘い曲は他にないんじゃないだろうか。アンダーグラウンド・シーンでのみ愛されてきた曲だが、これをメジャー・アーティストがカバーしたとしたら、もっと広く愛好されることだろう。
第168回 Masters At Work/ A Tribute to Fela/ MAW Records
Masters At Work/ A Tribute to Fela/ MAW Records (MAW 027) 1999

色褪せることのない永遠の音楽。アフロビートの創始者Fela Kutiの音楽も時代を越えて、人々を魅了し続けている。
第167回 Kim Lesley/ Store It Up 'Til Morning/ Zodiac
Kim Lesley/ Store It Up 'Til Morning/ Zodiac (ZR 1016) 1981

暴力的なまでに高速。ここまで速くする必要があるのかと疑問を投げかけたくなるほどに速い。
第166回 Clonzo May's Sextet/ Your Heaven is Too Late/ Gibraltal 【7inch】
Clonzo May's Sextet/ Your Heaven is Too Late/ Gibraltal (#1001) ?

踊りで火照った体を解きほぐしてくれる極上のリラックス・チューン。そんな言葉がぴったりきそうな曲だ。心地いいボッサ・リズムに柔らかなエレピのイントロ。そこに加わるささやくような男性のコーラス。
第165回 Grover Washington Jr./ Come Morning/ Elektra
Grover Washington Jr./ Come Morning/ Elektra (SE-562) 1981

実はレア盤を探すのとは同じくらい難しいのが廉価盤の中から、すばらしい掘り出し物を見つけることだ。特に80年代のフュージョン系作品は、あまりに安いために敬遠してしまいがちだ。
第164回 Woody Herman/ Ponteio(CW Keep On Keepin' on) / Cadet 【7inch】
Woody Herman/ Ponteio(CW Keep On Keepin' on) / Cadet (5643) 1968

鬼才Richard Evansのプロデュースによるビッグバンド・マスターWoody Hermanの人気作『Light My Fire』よりのシングルカット。
第163回 The TSU Jazz Ensemble/ Blues For The New World/ Advent 【7inch】
The TSU Jazz Ensemble/ Blues For The New World/ Advent (No Number) 1976

Dee Dee Bridgewaterを思わせるブルージーな女性のヴォーカルによるイントロから、一転グルービーなジャズ・ファンク的な展開に変わる。ギターのカッティングとパーカッションが効果的だ。
第162回 Clarke Boland Big Band/ Jazz Convention Volume 2/ KPM
Clarke Boland Big Band/ Jazz Convention Volume 2/ KPM (int 04) 1968

UKジャズダンス・シーンの最終兵器。古今東西で最強のビッグバンドと謳われたClarke Boland Big Bandが、UKのライブラリー・レーベルに残した逸品だ。
第161回 Mel Martin/ Bebop and Beyond/ Concord
Mel Martin/ Bebop and Beyond/ Concord

レコード屋でしか出会えないレコードというのがある。インターネットの世の中では、欲しいものを探して簡単に世界中を旅することができる。
第160回 Fourth World/ S/T / B&W Music
Fourth World/ S/T / B&W Music (BWR 030) 1994

いくつになっても前進し続けるミュージシャンが好きだ。数年前の東京ブルーノートで見たAirtoとFlora Purimのライブ。「新しいことをやってみるんだけど、気に入ってもらえるかな。」と言ってはじめた曲は、Airtoのスキャットとラップが入り混じるブラジリアン・ヒップホップとでもいうべき斬新なものだった。
第159回 Baquedanu's/ Toma 5/ Discomoda
Grupo Baquedanu's/ Toma 5/ Discomoda (DCM 1015) 1977

時に存在を疑いたくなるようなレコードがある。ネットラジオなどで試聴し、気に入って探してみる。しかし、探せど、探せと、情報の欠片すら見つからない。
第158回 David Sanborn Band/ Promise Me The Moon/ Warner Brothers
David Sanborn Band/ Promise Me The Moon/ Warner Brothers (BS 3051) 1977

「いかにレアなレコードか。」それだけが基準になってしまうと、安価という理由だけでいい音楽を聞き逃すことになりかねない。
第157回 Tania Maria/ Come With Me/ Concord 【7inch】
Tania Maria/ Come With Me/ Concord 1983

「こんな曲が7inchであったら使い勝手がいいだろうなあ。」なんて思っていると、プロモオンリーなどで少量出回っているケースがある。
第156回 So What/ So What/ Mark Town-Den 【7inch】
So What/ So What/ Mark Town-Den (TD 20477) 1977

多くのジャズDJにとって未開の地がJazz EPの世界だ。未だ7inchだけでプレイするジャズDJというのは、見たことがない。
第155回 JariBu Afrobeat Arkestra/ Legend of Yoruba/ Soul Garden 【7inch】
JariBu Afrobeat Arkestra/ Legend of Yoruba/ Soul Garden (SG-010) 2010

Fela Kutiを起源とするアフロビート。複雑に重なり合う重厚なリズムとファンキーなホーンの絡みは、いつの時代もフロアの人気者。
第154回 Lenny Kravitz/ Thinking of You/ Virgin
Lenny Kravitz/ Thinking of You/ Virgin(8 95551) 1998

Lenny Kravitzとラテン。最初は意外な印象を受けたが、これがばっちりはまっているのだ。個人の意見としては、オリジナルよりも、よりセクシーでスムース。リミックスが原曲を越えた好例だと思う。
第153回 V.A./ A Night At The Jazz Room Sampler/ Mr. Bongo
V.A./ A Night At The Jazz Room Sampler/ Mr. Bongo(MRB12040) 2008

80年代よりイギリスで始まった「ジャズで踊る」という文化。その隆盛期を支えた数多のDJの中には、その文化を残そうと今も努力を続けているDJたちがいる。
第152回 Root Soul & Mano Arriba/ 3Tracks EP/ Especial
Root Soul & Mano Arriba/ 3Tracks EP/ Especial (ESP-036) 2009

最近、注目しているのがソウルやハウスの曲のサルサ・カバーだ。その中でも、かける度に曲名を尋ねられるのが、本作収録の「You Can Make It」だ。
第151回 The New Frank Wright Quartet/ Eddie's Back In Town/ Krona
The New Frank Wright Quartet/ Eddie's Back In Town/ Krona (KR001) 1982

躍動するピアノとこだまする雄たけび。Phoroah Sandersかと逡巡する人も多いだろう。しかし、Frank Wrightの紡ぎだす世界は、もっと凶暴で、そしてもっと官能的だ。
第150回 Archie Shepp/ Soul Song/ Enja
Archie Shepp/ Soul Song/ Enja (4050) 1983

ここでのSoulは、ソウル・ミュージックを指すのではなく魂そのものを指す。Archie Sheppの作品の中にはファンキーかつソウル・ミュージックの影響を受けたものも見えるが、本作は純然たるジャズ・ミュージックだ。
第149回 Donald Brown/ Cause And Effect/ Muse 【CD】
Donald Brown/ Cause And Effect/ Muse(MCD 5447) 1992

70年代、ジャズの発展を支えたのは黒人差別に対する怒りであり、黒人のルーツであるアフリカへの憧憬だった。
第148回 Universal Messengers/ Over You/ UMS 【7inch】
Universal Messengers/ Over You/ UMS (DM1960) 1980 【7inch】

Sons and Daughters of LiteやSource of life Arkestral Revelationなど、スピリチュアル・ジャズを代表するダンス・チューン。レア度においても、完成度においても他を凌駕する。
第147回 Al Jarreau/ We Got By/ Reprise
Al Jarreau/ We Got By/ Reprise (MS-2224) 1975

ネットラジオから、本盤収録の「You don't see me」を聞いたとき、僕は新譜だと思った。ファンク、ジャズ、そしてヒップ・ホップの要素までを内包した素晴らしいトラックだと素直にそう思った。
第146回 Cannonball Adderley Quintet/ Jeannine/ Riverside 【7inch】
Cannonball Adderley Quintet/ Jeannine/ Riverside(R-45-442) 1960

ダンス・ジャズの古典中の古典「Jeannine」。Eddie Jeffersonによるボーカル・バージョンやGeorge Dukeによるインストの高速バージョンなど、色々なバージョンをDJがこぞって探している人気曲だ。
第145回 Modem/ Vital Forces/ Yaka
Modem/ Vital Forces/ Yaka(MVF 1001A-B) 1980's

ハワイ産のオブスキュアなフュージョン作品。リーダーが日系人のようで、和ジャズと近いテイストがある。
第144回 V.A./ The Compositions of Miles Davis/ Riverside 【7inch】
V.A./ The Compositions of Miles Davis/ Riverside(SE-2066) ?

ダンサーが愛するMiles Davisの作品群。「So What」「Tune Up」「Seven Steps to Heaven」など、印象的なテーマとパワフルな演奏がよく映える。
第143回 David Benoit/ Life Is Like A Samba/ Avi 【7inch】
David Benoit/ Life Is Like A Samba/ Avi (AVI-228-S) 1978

アメリカの西海岸を中心に活躍するピアニストDavid Benoit。Bill Evansのような透明感溢れるロマンティックな音色とパワフルなリズムのコンビネーションが特長だ。グラミーにノミネートされたこともある。
第142回 Nishihara Kenichiro/ Nebulosa/ Unprivate 【7inch】
Nishihara Kenichiro/ Nebulosa/ Unprivate(UPR-001) 2008

エターナル・メロディー。永遠の旋律と自然呼びたくなる忘れがたきメロディーは、ピアノ・トリオによるボッサ・ジャズの最高峰。
第141回 Jazz City Workshop/ The Natives are Restless Tonight/ Bethlehem 【7inch】
Jazz City Workshop/ The Natives are Restless Tonight/ Bethlehem(11028) 1955

ジャズの老舗レーベルBethlehem。DJと関わりが深いのはNina Simoneの「African Mailman」だろう。これをフェイバリットに挙げるDJは多い。
第140回 Jazz Cruaders/ Young Rabbits/ Pacific Jazz 【7inch】
Jazz Cruaders/ Young Rabbits/ Pacific Jazz (X-342) 1962

真の音楽は消費されることなく、常に再発見の対象となり、永遠にリスナーを増やしていく。Crusadersをポップ・アーティストと切り捨てるならば、それは不幸というものだろう。
第139回 Van Prince and Orchestra/ Hully Gully/ Adlon 【7inch】
Van Prince and Orchestra/ Hully Gully/ Adlon 196?

ウィスキーの販促用のノベルティーといわれているレア・レコード。タイトルトラックは、のりのりのモッド・ジャズ・ダンサー。
第138回 The Mike Westbrook Concert Band with Norma Winstone/ Original Peter/ Deram 【7inch】
第138回 The Mike Westbrook Concert Band with Norma Winstone/ Original Peter/ Deram (DM311) 1970

カラフルかつハートウォーミングなジャケットに心奪われるMike Westbrookの代表作『Love Songs』。どんな女の子だって、こんなレコードをプレゼントされたらグッとくるに違いない。
第137回 Ralph Weeks & The Telecasters/ Gua-Jazz/ Star's 4 【7inch】

世界中の音楽愛好家を魅了してやまないカリブ海の太陽が産み出す珠玉のラテン・ミュージック。Giles Petersonをして、彼の地へと向かわしめた。
第136回 Eddie Harris/ Exploration/ Chiaroscuro

「Freedom Jazz Dance」や「Listen Here」などファンキー・ジャズの有名曲の作曲者であるEddie Harris。エレクトリック・サックスを使用した奇抜な演奏でも名を知られている。
第135回 国安良夫/ Thermal/ Takeya
国安良夫/ Thermal/ Takeya (TY8209) 1982

オープニングの柔らかなモード・ジャズ「Saito」は、凪の海を渡る風のようで人間のどんな感情でさえも優しく受け止めてくれる。
第134回 Jazznova/ Atabaque/ Ubiquity
Jazznova/ Atabaque/ Ubiquity (UR12 037) 1999

フュージョン系のビートにフューチャリスティックなシンセが乱れ飛ぶJazzanova流ラテン・フュージョン。Azymuthへの挑戦とも取れるサウンドだ。
第133回 Moodymann/ Anotha Black Sunday/ KDJ
Moodymann/ Anotha Black Sunday/ KDJ (KDJ-38) 2009

実に官能的なMoodymannの音楽。クラブジャズから、リアルジャズの世界までも股にかけて活躍するJose Jamesとの出会いは必然だったのかもしれない。
第132回 Theo Parrish/ Sound Sculptures Volume1
Theo Parrish/ Sound Sculptures Volume1/ Sound Signature(SS 028) 2007

デトロイト・ハウスの重鎮Theo Parrish。レアグルーブ・ラバーにも絶大な支持を受けている彼の2007年話題作。
第131回 Jay Dee/ Ritmo Suave Bossa Nova/ ?
Jay Dee/ Ritomo Bossa Nova/ ?

Jay DeeことJ Dilla流ボサノバ・チューン。『Welcome 2 Detroit』に収録されている曲だが、これはプロモオンリーのロングバージョンである。
第130回 John Legend/ Used To Love You/ Columbia
John Legend/ Used To Love You/ Columbia (675802) 2005

原曲のよさを活かしながらも、異なる見方・楽しみ方を提示するリミックス。DJの醍醐味でもある。
第129回 Lenny Marcus/ Bat in the Hat/ LJM
Lenny Marcus/ Bat in the Hat/ LJM (LJM-121) 1983

ヒップホップが好きな人にも好まれそうな重たいビートが肝の「Knows Funk」。
第128回 Bill Evans/ 55 Days at Peking/ Verve
Bill Evans/ 55 Days at Peking/ Verve (VK-10293) 1963

クラシカルで、気品漂うBill Evans(p)の作品は、まるでガラス細工。そこから、ダンサブルなものを見つけるのは難しい。
第127回 寺下誠 meets Harold Land/ Topology/ Aketa’s Disk
寺下誠 meets Harold Land/ Topology/ Aketa’s Disk (AD-16) 1984

ジャズという言語を通して、いかに日本を語るのか。また、日本語の響きの中にアメリカ人は何を見るのか。自分自身のアイデンティティーに率直に向き合ってきた寺下誠(p)。
第126回 大友義雄 Quartet/ As A Child/ Seven Seas
大友義雄 Quartet/ As A Child/ Seven Seas (SKS 3003) 1978

土岐英史(as)に続く、アルトサックスのニュースターとして将来を嘱望されたのが、この大友義雄だ。
第125回 Triptyque Orchestra/ Grande Formation Jazz/ Triptic
Triptyque Orchestra/ Grande Formation Jazz/ Triptic (J84111) 1984

両面でたった4曲の収録だが、イントロから終焉までまるでドラマを見るように場面が様々に転換する。
第124回 The Ohio State University Jazz Ensemble/ S/T/ Private
The Ohio State University Jazz Ensemble/ S/T/ 自主 1973

Maynard FergusonやJazz Messengersの演奏で有名な「Between Races」。Tubby Hayesの「Down in the Village」風のハードバップ作品で、Jaco Pastorius(b)もカバーしている。
第123回 Bernard Désormiéres Trio/ Jadizz/ Les Amis du Jazz
Bernard Désormiéres Trio/ Jadizz/ Les Amis du Jazz (AJCF 03) 1982

Guido Manusardi(p)の『Blue Train』やFritz Pauer(p)の諸作など、フロアを熱くした多くのヨーロッパ産のピアノ・トリオ名盤。
第122回 Marvin “Smitty” Smith/ The Road Less Traveled/ Concord
Marvin “Smitty” Smith/ The Road Less Traveled/ Concord (CJ-379) 1989

ロック、ファンク、クラッシク、ラテンと、どんなスタイルのドラムも器用に叩き分けるのが、このMarvin “Smitty” Smith(dr)。しかも、変拍子などリズムが複雑になればなるほど、その力を発揮するのだ。
第121回 Charli Persip and Super Band (Ⅱ)/ In Case You Missed It/ Soul Note
Charli Persip and Super Band (Ⅱ)/ In Case You Missed It/ Soul Note (SN 1079) 1985

50年代に、Hank Mobley(ts)やLee Morgan(tp)の作品に客演していたCharli Persip(dr)。録音時は、もう数年で還暦に指しかかろうという年だった。
第120回 Arts Magnet/ Dallas “Arts” Jazz 1988/ Private
Arts Magnet/ Dallas “Arts” Jazz 1988/ Private 1988

高校生バンドによる自主制作盤。しかし、ただの高校生バンドの作品と思うことなかれ、リードトランペットは現代のジャズ界をリードするRoy Hargrove(tp)。
第119回 Rodney Whitaker/ Yesterday, Today & Tomorrow/ Sirocco Jazz
Rodney Whitaker/ Yesterday, Today & Tomorrow/ Sirocco Jazz(SJL 1007) 2000 【CD】

現在のクラブ・ジャズ・シーンにおいて広く支持を集めるのが、テンポの速いバップ系の作品だ。こういった真っ直ぐな作品に胸のすくような思いをする人も多いだろう。
第118回 Better Boys Foundation Family Center/ Black Fairy/ BBF
Better Boys Foundation Family Center/ Black Fairy/ BBF (BBC3101) 1975

シカゴの前衛ジャズ集団AACM出身のプレーヤーの中でも、フュージョンからメインストリーム、フリーとこのChico Freeman(ts)ほど幅広い活躍をした人はいないだろう。
第117回 Stanley Jordan/ Cornucopia/ Blue Note
Stanley Jordan/ Cornucopia/ Blue Note (B1-92356) 1990

バッキングとメロディーを一人で奏でる両手タッピング奏法。ピアノ曲をギターに置き換えることでこの奏法を極めてしまったのが、このStanley Jordan(g)だ。
第116回 Ariel/ S/T / Pick Up
Ariel/ S/T / Pick Up (PULP 80303) 1980

デンマークのフュージョン・グループAriel。80年代の初めに出した2枚のアルバムは、どちらも充実の内容で、DJ、ダンサーから高い支持を受けている。
第115回 Morris Wilson/ Fantasy Island/ Mowill
Morris Wilson/ Fantasy Island/ Mowill (38463) ?

ブレイクダンサーのアンセムであるSugarhill Gangの「Rapper’s Delight」のカバー「Be Bopper’s Delight」。
第114回 Stan Getz/ Another World/ CBS
Stan Getz/ Another World/ CBS (35513) 1978

アルコールやドラッグ。人生において様々な苦難を経験したというStan Getz。しかし、彼の奏でるメロディーは、常に潤沢で幸福に満ちたものだった。
第113回 Hugo Heredia/ Mananita Pampera/ Côte d’Azur
Hugo Heredia/ Mananita Pampera/ Côte d’Azur (CDA 01) 1976

マルチ・リード奏者のHugo Herediaは、なんとアルゼンチンの出身だそうだ。しかし、活動の初期段階から、居をイタリアに構えており、フランス・イタリアを中心に作品を残している。
第112回 I.C.Q/ The Final Approach/ ?
I.C.Q./ The Final Approach/ ?

「踊るジャズ」シーンの重要DJにのみ伝わる謎多き12 inch。あのPatric Forgeでさえ見つけるのに、5年かかったという代物だ。
第111回 David Friesen/ Waterfall Rainbow/ Inner City
David Friesen/ Waterfall Rainbow/ Inner City(IC-1027) 1977

Billy Harper(ts)の『Black Saint』、Joe Hendersonの『Black Narecissus』にも参加するベースの才人David Friesen。
第110回 Bob Berg/ Short Stories/ Denon
Bob Berg/ Short Stories/ Denon (YF-7139-ND) 1987

Bob Berg(ts)は不遇の時代を経て、84年にMiles Davisのバンドに加入、未完の大器であった才能に花が開いた。
第109回 John Hicks/ East Side Blues/ DIW (DIW-8028) 1988
John Hicks/ East Side Blues/ DIW

Pharosh Snders(ts)のバンドで活躍したJohn Hicks(p)。彼の後期の知られざる名作として紹介したいのが本作だ。
第108回 Nation of Multiverse/ S/T/ Pravda (RCPP-003) 2008

新進気鋭のアルトサックス奏者佐藤恭子によるクラブ・ジャズ・プロジェクト。緻密に計算された複雑な構成と温かなメロディーが特長の彼女の楽曲は、70年代に始まるスピリチュアル・ジャズの系譜における最も新しいマスターピース。
第107回 Bobby Shew/ Outstanding in his Field…/ Inner City
Bobby Shew/ Outstanding in his Field…/ Inner City (IC 1077) 1980

二つのベルを持つユニークなShewhornなるトランペットを開発し、トランペット・プレーヤーの間で著名なたBobby Shew(tp)。
第106回 峰厚介 Quintet/ Daguri / JVC
峰厚介 Quintet/ Daguri / JVC (VIJ-6334) 1973

Elvin Jonesのグループに参加するために渡米した菊池雅章。その直前まで、そのグループに参加していた峰厚介が、その音楽性や意思を受け継ぎ完成させたのが本アルバムである。
第105回 The Jeff Lorber Fusion/ Soft Space/ Inner City
The Jeff Lorber Fusion/ Soft Space/ Inner City (ic-1056) 1978

Barry Miles, Harris Simonなどフュージョン系の優秀なキーボーディストが数多く現れた70年代後半にあって、一際輝く足跡を残したのが、このJeff Lorberだ。
第104回 The Head Hunters/ Survival of the Fittest/ Arista
The Head Hunters/ Survival of the Fittest/ Arista(4038) 1975

Herbie Hancockの抜けたHead Hunters。しかし、そのファンク化は上昇の一途をたどる。
第104回 The Monty Alexander 7/ Jamento/ Pablo
The Monty Alexander 7/ Jamento/ Pablo (2310-826) 1978

MPSに10枚近いアルバムを残すジャマイカ出身のピアニストMonty Alexander。
第103回 Tony Williams/ Civilization/ Blue Note
Tony Williams/ Civilization/ Blue Note (BT-85138) 1986

あまりにも均整の取れた美というものに、逆に不気味さを感じることがあるが、ミドル・テンポのモード曲「Geo Rose」には、そんな印象を受ける。
第102回 Out Of Blue/ S/T / Blue Note
Out Of Blue/ S/T / Blue Note (BT-85118) 1985

グループ名は、『予期せぬところから』という意味の熟語。Blue Noteが、35名の若手プロをオーディションにかけ、作り上げたハードバップ・セクステットだ。
第101回 Doug Raney/ Something's Up/ Steeple Chase
Doug Raney/ Something's Up/ SteepleChase (SCS1235) 1988

現在のジャズ・シーンにあって、ロックではない主流派のジャズ・ギターリストというのは希少な存在になりつつある。
第100回 George Duke/ The Inner Source/ MPS
George Duke/ The Inner Source/ MPS(15349) 1971

Frank Zappaのバンド出身で、後にディスコ、クロスオーバー的な作品に傾倒していくキーボード奏者のGeorge Duke。
第99回 The New Brubeck Quartet/ A Cut Above!/ Direct Disk
The New Brubeck Quartet/ A Cut Above!/ Direct Disk (DD106) 1978

「Take Five」といえば、Dave Brubeck。Dave Brubeckといえば、「Take Five」というほどに、曲のイメージが強い。
第98回 Mat Marucci/ Lifeline/ Marco
Mat Marucci/ Lifeline/ Marco (MC-111) 1981

「Life Is Like A Samba」というクラブヒットを持つピアニストのDavid Benoit以外は、ほぼ無名に近い名前が並ぶ。
第97回 Michal Urbaniak’s Fusion/ Smiles Ahead/ MPS
Michal Urbaniak’s Fusion/ Smiles Ahead/ MPS (15.499) 1977

数少ないリリコン、ヴァイオリン奏者の中でも、エレクトリックな作品を最も得意とするのが、このMichal Urbaniak。
第96回 Robin Kenyatta/ Encourage The People/ Wolf
Robin Kenyatta/ Encourage The People/ Wolf (1201) 1976

フュージョン・シーンで人気のパーカッショニストRalph MacDonaldが参加。彼の楽曲や歌手Patti Austinの楽曲が、アルバムの大部分を占め、リーダーの作曲は一曲のみ。全体を通して、あまりにポップな曲ばかり。
第95回 Aldar Pege/ Pege/ Pepita
Aldar Pege/ Pege/ Pepita (SLPX 17596) 1978

ハンガリーのジャズ界の第一人者であるAldar Pege(b)。もともとはクラッシク畑の人のようで音楽院で教授を務めるなど、すばらしい経歴を誇る。
第94回 The Larry Douglas Alltet/ Dedications/ Swojola Rekords
The Larry Douglas Alltet/ Dedications/ Swojola Rekords (L.T.D. 2620) ?

美しくモーダルな側面と、ファンキーでパーカッシブな側面が混在する本アルバム。
第93回 Trio Transition/ same / DIW
Trio Transition/ same / DIW (8018)

ジャズといえば、50年代、60年代という言い方をする人もいるが、80年代のジャズというのも、なかなかおもしろいものが多い。
第92回 Kirk Lightsey Quartet/ First Affairs/ Limetree
Kirk Lightsey Quartet/ First Affairs/ Limetree (MLP 0015)

スキンヘッドといういでたちが、鮮烈な印象を与えるピアニストKirk Lightsey。
第91回 Billy Marcus Quartet/ Last Ride On The Bus/ Travelers Productions
Billy Marcus Quartet/ Last Ride On The Bus/ Travelers Productions(TRV 3003)

マイアミ産の、自主制作盤。アメリカには、まだまだ素晴らしいクオリティーを持った自主制作作品がごろごろしているが、これもその中の一つ。
第90回 New Cool Collective/ Perry/ Freestyle
New Cool Collective/ Perry/ Freestyle (FSR 017) 2005

全員スーツにサングラス姿でクラブ・ジャズを演奏するオランダのラテン/ジャズ・ビッグバンドNew Cool Collective。
第89回 New York Jazz Quartet/ Serge/ Enja
New York Jazz Quartet/ Serge/ Enja (2094) 1977

ベテランのマルチ・リード奏者Frank Wessと、Thad-Mel Orchestraで高い評価を得ているRoland Hanaの二人を中心にしたNew York Jazz Quartet。
第88回 Ronnie Matthews/ Trip To The Orient/ East Wind
Ronnie Matthews/ Trip To The Orient/ East Wind (8018) 1975

Art Blakeyの楽団でも活躍したピアニストRonnie Matthews。そのArt Blakeyの楽団の一員としてたびたび来日していることからも日本への造詣が深い人である。
第87回 佐藤恭子/ Zero / Freakish Record
佐藤恭子/ Zero / Freakish Record (FRFK-001)

現在、都内を中心に活躍する女性アルトサックス奏者の佐藤恭子。女性とは思えない太くて安定したサックスの音、類稀なるメロディー・センス、そしていい音楽を作りたいという真摯な態度。
第86回 Michel Camilo/ S/T /Portrait
Michel Camilo/ S/T /Portrait ( R4482) 1988

ドミニカ共和国のサントドミンゴ出身。Chick CoreaやHorace Silverなど名ピアニストの中には、ラテンの血を持つ人が少なくないが、彼もそのうちの一人でる。
第85回 Mark Murphy/ What A Way To Go/ Muse
Mark Murphy/ What A Way To Go/ Muse (5419) 1990

現在もFive Corners Quintetの作品に参加するなど精力的に活動する現代男性ヴォーカリストの最高峰Mark Murphy。
第84回 Air Pocket
Air Pocket/ Fly On (EW 8015) 1975

Fowler兄弟を中心とした9人組。長男は、Frank Zappaと共演経験があるとともに、Woody Hermanのバンドでも活躍した経験もある。
第83回 Art Blakey And Jazz Messengers/ Oh, By The Way/ Timeless
Art Blakey And Jazz Messengers/ Oh, By The Way/ Timeless(SJP-165)

Art Blakeyの復活を強力に後押ししたのが、オランダのレーベルTimelessの諸作品だ。
第82回 Art Blakey/ Dr. Jeckyle/ Paddle Wheel
Art Blakey/ Dr. Jeckyle / Paddle Wheel (K28p 6462)

Art Blakeyの後期重要作。衰えの見え始める後期において、この内容の充実ぶりには目を見張るものがある。
第81回 Art Blakey/ Jazz Messengers '70/ 日本ビクター
Art Blakey/ Jazz Messengers '70/ 日本ビクター (SMJ-6332)

サイドメントしての録音も含めると生涯で200以上のレコードを残したArt Blakey。当たり前のように彼の名前を知っていても、これだけ録音があれば色々と発見があるものだ。
第80回 Incognito/ Jazz Funk / Ensign
Incognito/ Jazz Funk / Ensign (chen 27-2)

「ジャズで踊る」ムーブメントの隆盛の過程で生み出されたのが、一時大ブームを巻き起こすことになるAcid Jazzだった。
第79回 Malachi Thompson/ Spirit/ Delmark
Malachi Thompson/ Spirit/ Delmark (DS 442)

フリー系の演奏家共同体AACM出身のトランペッターMalachi Thompson。しかし、彼の音楽にはフリー特有の難解さというのは感じられない。
第78回 ジョージ川口/ The Big 4/ TBM
ジョージ川口/ The Big 4/ TBM (66)

日本のジャズを創成期から支え続けてきたジョージ川口。日本が誇るドラム・キングである。
第77回 Marlena Shaw/ It Is Love/ Verve
Marlena Shaw/ It Is Love/ Verve (831 438-1)

Ella FitzgeraldやSarah Vaughn亡き今、最高の女性ジャズ・ボーカリストの呼び声が高いMarlena Shaw。
第76回 Ladd McIntosh Big Band/ Energy/ Sea Breeze
Ladd McIntosh Big Band/ Energy/ Sea Breeze (SB 2007)

オハイオ生まれのコンポーザー兼コンダクターの、Ladd McIntoshはコンポーザーとして賞をとったこともある実力者だ。
第75回 MJT+3/ Same/ Vee-Jay
MJT+3/ Same/ Vee-Jay(22YB-2014) 注(原盤はアメリカ Vee Jayレーベル)

シカゴのJazz Messengersと呼ばれたMJTは、ドラムのWalter PerkinsとベースのBob CranshawからなるModern Jazz Twoにピアノと2管を加えたクインテット編成のバンドである。
第74回 The Moffett Family Jazz Band/ Magic Of Love/ Venus
The Moffett Family Jazz Band/ Magic Of Love/ Venus (TKJV-19045)

まったくクラブ・ジャズというものを志向せずに、どうしてクラブ・ジャズ以上のダンス・ビートが作れてしまうのか。
第73回 Wayne Shorter/ Ju Ju/ Blue Note
Wayne Shorter/ Ju Ju/ Blue Note (4182)

どこか陰のある女性に惹かれるということが、世の男性は経験されたことがあると思うが、それと同じように思わず引き込まれるようなミステリアスな魅力をたたえたWayne Shorterの音楽はしばしば黒魔術と称される。
第72回 Cameo/ Knights Of The Sound Table/ Chocolate City
Cameo/ Knights Of The Sound Table/ Chocolate City (CCLP 2019)

第71回 Sheila Landis/ Jazzscape/ Shielan
Sheila Landis/ Jazzscape/ Shielan (SL 1009)

一時、大ブームが起こり自身のレーベルから出した作品が3タイトルも一気に再発されてしまったShela Landis。
第70回 渡辺貞夫/ Recital/ East Wind
渡辺貞夫/ Recital/ East Wind (8048)

当時人気の絶頂にあった渡辺貞夫が、文化庁の芸術大賞を受賞することとなったリサイタルの全貌を収録している。
第69回 Manhattan Focus/ S/T / Electric Bird
Manhattan Focus/ S/T / Electric Bird (SKS 8007)

ニューヨークの若手アーティストと日本の若手ミュージシャンの共同作業によって生み出された本作は、全篇に渡ってアコースティックで爽やかなクロスオーバー・サウンドを目指している。
第68回 Toninho Horta/ Moonstone / Verve Forecast
Toninho Horta/ Moonstone / Verve Forecast (839 734)

ブラジルは、ミナス地方出身のギターリストToninho Hortaは、Milton Nascimentoを生んだ彼の地が生んだもう一人の天才である。
第67回 Super All Stars/ S/T/ Caiman
Super All Stars/ S/T/ Caiman (CAIMAN9002)

スーパー・オール・スターズという看板に偽りなし。
第66回 Byron Morris & Unity/ Brow Thru Your Mind / EPI
Byron Morris & Unity/ Brow Thru Your Mind / EPI (EPI-02)

USディープ・ジャズを代表する名サックス奏者のByron Morris。その作品群は、古くから人の知るところとなり、長い間愛されてきた。
第65回 Buck Clarke / The Buck Clarke Sound / Argo
Buck Clarke / The Buck Clarke Sound / Argo(4021)

ワシントンDC出身のパーカッショニストのBuck Clarke。セッション・ミュージシャンとしてArnett CobbやEugene McDanielsの作品など数多くのアルバムに参加している。
第64回 Lonnie Liston Smith/ Expansions/ Flying Dutchman
Lonnie Liston Smith/ Expansions/ Flying Dutchman(BDL1-0934)

速いテンポのジャズ・フュージョンにダンスビートが合わさった新感覚のジャズ。それが、Lonnie Liston Smithの名曲「Expansions」だ。
第63回 Dave Liebman/ Drum Ode/ ECM
Dave Liebman/ Drum Ode/ ECM〔1046〕

Miles Davis(tp)やElvin Jones(dr)等の大物とも共演経験のあるニューヨーク生まれのサックス奏者Dave Liebman。
第62回 Lambert, Hendricks & Ross/ The Hottest Group In Jazz/ Columbia
Lambert, Hendricks & Ross/ The Hottest Group In Jazz/ Columbia (CL1403)

Be Bopの精神をボーカルの分野で体現したJohn Hendricks。「Moanin」など多くの曲の作詞をしたことでも有名だ。
第61回 Native/ Prussian Blue/ INFRACom
Native/ Prussian Blue/ INFRACom (Ic04596)

次々に新しいバンドが登場する現在のシーンにあって、最も精力的に活動しているのが、彼らNativeだろう。
第60回 Janet Lawson Quintet/ S/T/ Inner City
Janet Lawson Quintet/ S/T / Inner City (IC 1116)

Giles Petersonが監修した伝説の名コンピ『Jazz Juice』でも一際耳を引いたのが、美しくもソウルのこもった独特のボーカルがぐいぐいと引っ張るJanet Lawson Quintetの「So High」。
第59回 Sahib Shihab/ Companionship/ Vogue
Sahib Shihab/ Companionship/ Vogue

クラブ・サイドから絶大な人気を誇るSahib Shihab。その理由は、枠にとらわれないアヴァンギャルドな演奏スタイルにあると思う。
第58回 Quartet Tres Bien/ Bossa Tres Bien/ Norman
Quartet Tres Bien/ Bossa Tres Bien/ Norman

パーカッションを含む、ラテン・ジャズ・ピアノによる跳ねた演奏もダンサーうけが非常にいい。
第57回 Anita O'Day/ Anita Sings The Most/ Verve
Anita O'Day/ Anita Sings The Most/ Verve(MGV-8259)

白人女性ジャズ歌手の最高峰にあげられるAnita O’Day。まくしたてるような早口のスキャットが、彼女のトレードマーク。
第56回 Horace Silver/Jazz has a sense of humor/ Verve
Horace Silver/Jazz has a sense of humor/ Verve

数あるジャズ・ダンスのセッションの中でも、もっともハードといわれたパーカッショニストのSnowboy主催の「Hi-Hat」コンピに「Not enough mama」が収録されました。
第55回 Tania Maria/ Come With Me/ Concord
Tania Maria/ Come With Me/ Concord

パーカッシブなピアノと、早口なスキャットが人気のタニア・マリア。
第54回 Paul Nash/ A Jazz Composer’s Ensemble/ Revelation
Paul Nash/ A Jazz Composer’s Ensemble/ Revelation (Revelation 32)

ギターの演奏者であるPual Nash。しかし、彼の才能が最もよく発揮されるのは、ギターリストとしてではなく、アレンジャー、コンポーザーとしてである。
第53回 The Pointer Sisters/ Yes We Can Can/ Blue Thumb
The Pointer Sisters/ Yes We Can Can/ Blue Thumb (BTS-48)

もしかしたら、彼女たちがオーセンティックなジャズを歌っていると言うことを知らない人がいるかもしれない。
第52回 Plesure/ Accept No Substitutes/ Fantasy
Plesure/ Accept No Substitutes/ Fantasy (F9506)

Donald Byrd、Herbie Mannなどジャズから出発しファンキー・フュージョンに魅了されたジャズ・ミュージシャンというのは、結構いる。
第51回 Idris Muhammad/ Peace& Rhythm/ Prestige
Idris Muhammad/ Peace& Rhythm/ Prestige (PR 10036)

Idris Muhammadの音楽にははっきりとした2面性がある。
第50回 Roberto Roena Y Su Apollo Sound/ La 8Va Maravilla/ International
Roberto Roena Y Su Apollo Sound/ La 8Va Maravilla/ International(int-914)

明るいコーラスが太陽の光が満遍なく降り注ぐ南国を想起させる「Para Ser Rumbero」。
第49回 Genji Sawai & Bacon Egg/ Skip Jack/ Electric Bird
Genji Sawai & Bacon Egg/ Skip Jack/ Electric Bird (K2BP-6072)

“ゲンさん”こと沢井原兒は、関西出身のマルチサックス・プレーヤーだ。スイング・ジャーナル社の第一回奨学生にも選ばれた実力派で、コンポーザー、アレンジャーとしても、その手腕を遺憾なく発揮している。
第48回 Grant Green Jr./ Jungle Strut/ Venus
Grant Green Jr./ Jungle Strut/ Venus(TKJV19056)

Grant Greenの息子がGene Ammonsの名曲をカバーしたら、、、
第47回 Frank Sinatra And Ray Anthony And His Orchestra/ I'm Gonna Live Til I Die/ Capitol
Frank Sinatra And Ray Anthony And His Orchestra / I'm Gonna Live Til I Die/ Capitol (F3018)

誰もが知っている永遠のエンターテイナーFrank Sinatra。ジャズ歌手としての評価も高いです。
第46回 Judy Bailey Quartet/ Colors Of My Dream/ Eureka
Judy Bailey Quartet/ Colours (Eureka 103)

まだまだ、未開拓なのがオーストラリアやニュージーランドのジャズでしょう。
第45回 Jack Mcduff/ Sophisticated Funk/ Chess
Jack Mcduff/ Sophisticated Funk/ Chess (ACH-19004)

Duke Ellingtonの名作「Sophisticated Lady」をもじったタイトル。そして、貞操帯をつけた意味不明なジャケットが妖しげで、いやったらしく興味を誘うJack Mcduffの名作。
第44回 Ike Issacs/ Live At Pied Pipper/ R.B.G.
Ike Issacs/ Live At Pied Pipper/ R.B.G.

ジャズ喫茶時代の隠れ名盤の一つとしてよく挙げられるのが本作です。わずか数作のみを残すだけのマイナーレーベルからのリリースというところがマニア心をくすぐるのでしょうか。
第43回 Joyce/ Feminina/ EMI
Joyce/ Feminina/ EMI (064 422862)

「ポスト・ボサノバ世代のミューズ」と呼ばれるブラジルを代表するシンガーソングライター。ロンドンのジャズ・ダンス・ブームに関連したブラジル音楽ブームの牽引役として活躍した。
第42回 Dolores/ La Puerta Abierta / Polydor
Dolores/ La Puerta Abierta / Polydor

ダンサーを熱狂させたJayme Marquesの名曲「Vera Cruz」で、スキャットを披露したPedro Ruy。
第41回 V.A./ Drums On Fire/ World Pacific
V.A./ Drums On Fire/ World Pacific (WP 1247)

Blue Noteは、いち早くパーカッションを中心に据えたジャズというものに注目しArt Blakeyの『Orgy In Rhythm』など一連のアルバムをリリースした。
第40回 Miles Davis & Michel Legrand / Dingo/ Warner
Miles Davis & Michel Legrand / Dingo/ Warner (Warner Bros. 26438-2)

こんなアルバムがリアル・タイムでリリースされたら。そう思うだけで実にわくわくしてしまう。
第39回 Semuta/ S/T / Lee Lambert
Semuta/ ST/ Lee Lambert (Lam101)

マリンバを加えたクインテットによる英国のジャズ・フュージョン・バンドのSemuta。
第38回 Joe Harriot/ Southern Horizon/ Jazzland (JLP37)
Joe Harriot/ Southern Horizon/ Jazzland (JLP37)

Tubby Hayes達とともに、UKのジャズを代表する存在のアルト奏者のJoe Harriott。
第37回 ?/ Bottom End/ M&K Sound Inc
?/ Bottom End/ M&K Sound Inc

ジャズ・ダンス・ブームの最初期から、常にフロアのトップ・チューンであり続けていた謎のレコード『Bottom End』。
第36回 Willis Jackson/ More Gravy/ Prestige (PR 7317)
Willis Jackson/ More Gravy/ Prestige (PR 7317)

Prestigeレーベルを代表するホンカーWillis Jackson。
第35回 ジョージ大塚/ Physical Structture/ Three Blind Mice
ジョージ大塚/ Physical Structture/ Three Blind Mice (TBM 62)

Taktレーベルからリリースされた「Page1」「Page 2」「Page 3」のシリーズで一躍有名になったもう一人のジョージ。
第34回 Sonny Fortune/ Serengeti Minstrel /Atlantic
Sonny Fortune/ Serengeti Minstrel (Atlantic/ SD 18225)

Miles Davisの「Agarta」などに参加していたサックス奏者のSonny Fortune。
第33回 Gene Ludwig/ Now's The Time/ Muse (MR5164)
Gene Ludwig/ Now's The Time/ Muse

Gene Ludwigは、ピッツバーグを中心に活動するベテランのオルガニスト。
第32回 Buddy Rich/ The Driver/ Mercury
Buddy Rich/ The Driver/ Mercury

ダンサーがこよなく愛する「Night In Tunisia」を目当てで買った僕は、雷に打たれたような衝撃を受けた。
第31回 土岐英史/ Sky View featuring Mikio Masuda/ Frasco
土岐英史/ Sky View featuring Mikio Masuda/ Frasco (FS-7009)

娘の土岐麻子が、クラブシーンからの熱烈なラヴ・コールを受ける土岐英史は、モーダルでシリアスなジャズから、ハッピーなブラジリアンまで幅広くこなす名アルト奏者。
第30回 Krzysztof Zgraja/ Laokoon/ Muza
Krzysztof Zgraja/ Laokoon/ Muza (SX 2350)

東欧の重要レーベル「Muza」から、本場アメリカの作品にも劣らない高水準のハード・バップを紹介しよう。
第29回 Clarke Boland Big Band/ Off Limits/ Polydor
Clarke Boland Big Band/ Off Limits/ Polydor

多くのDJのフェイバリットとして人気を博し、一世を風靡した「Waltz For Koop」に収められたSong For Sahibの元ネタであり、近年の再発も記憶に新しい。
第28回 Shirley Scott/ Superstition/ Cadet
Shirley Scott/ Superstition/ Cadet

Stanley Turrentineの奥方にして、ジャズ・オルガン界のマドンナ Shirley Scottの好アルバム。
第27回 Pat Metheny Group/ S/T / ECM
Pat Metheny Group/ S/T / ECM (1-1114 )

現代ジャズ・ギター界の寵児Pat Metheny。イギリスのダンサーの中でも、彼を好きな人は非常に多い。
第26回 Machito/ Fire Works/ COCO
Machito/ Fire Works/ COCO (131X)

夏にぴったりのラテンもの。その名も「Fire Works」。花火です。
第25回 原信夫 And His Sharps&Flats/ The 25 anniversary concert/ trio
原信夫&Sharps&Flats/ The 25 anniversary concert/ trio

最高です! なんといっても「ソーラン節」
第24回 52nd Street/ Scrapple to the Apple/ inner city
52nd Street/ Scrapple to the Apple/ inner city (IC 1165)

極上のボーカル・ワークによって、生まれ変わった名曲「My Favourite Things」。
第23回 Eric Kloss/ Now /Muse
Eric Kloss/ Now (Muse/ MR 5147)

Stevie Wonderなど、盲目のミュージシャンは多い。このEric Kloss(as)も、そんなミュージシャンの1人です。
第22回 David Schnitter/ Thundering/ Muse
David Schnitter/ Thundering (Muse5197)

すばらしい絵画からリズムを感じることがあるように、すばらしい音楽から鮮やかなイメージを感じることがあります。
第21回 辛島文夫/ Hot Islands /Trio
辛島文夫/ Hot Islands (Trio/ PAP 9142)

イギリスのDJに、非常に人気が高いのが日本のフュージョンだ。
第20回 Azar Lawrence/ Bridge Into New Age/ Prestige
Azar Lawrence/ Bridge Into New Age (Prestige/ P10086)

Azar Lawrenceは、Coltrane直系のスピリチュアルなテナー&ソプラノ・サックス奏者。
第19回 Eugen Cicero/ In London / overseas records
Eugen Cicero/ In London / overseas records(UXP-46)

クラッシクをジャズ化する試みは、多くの人によって昔から試みられてきた。このEugen Ciceroも、そのうちの一人であるが、クラッシクをジャズ・ピアノ化する試みにおいて、彼ほど成功を収めた人はいないでしょう。
第18回 Mel Martin/ She Who Listen / Move
Mel Martin/ She Who Listen (Move/ MVLP 15)

多数の良質なフュージョン作品を排出する米国のレーベルInner Cityからの、スティール・パンなどを使ったトロピカルな雰囲気の作品が有名なMel Martin。
第17回 Kenny Dorham/ Afro-Cuban / Blue Note
Kenny Dorham/ Afro-Cuban / Blue Note (5065)

「Jazzで踊る」ムーブメントの代名詞的な曲が、この盤に収録の「Afrodisia」だ。
第16回 Michel Legrand/ Le Jazz Grand / Gryphon
Michel Legrand/ Le Jazz Grand / Gryphon (G-786)

UK Jazz Dance名盤中の名盤。
第15回 Fuse One/ Silk / CTI
Fuse One/ Silk (CTI 9006)

プロデューサーのCreed Taylorを中心に良質なフュージョン作品を多数排出するCTIレーベルが、オールスター的な面子で挑んだ本作は本当に圧倒的です。
第14回 Cartis Amy& Dupree Bolton/ Katanga/ Pacific
Cartis Amy& Dupree Bolton/ Katanga/ Pacific (PJ-70)

Blue Noteほど有名でなく、あまり注目されませんが、Jazz Crusadersの作品など、このPacificというレーベルもなかなかいいハードバップ作品をリリースしている。
第13回 Bruce Cameron Jazz Ensemble/ With All My Love /Discovery
Bruce Cameron Jazz Ensemble/ With All My Love (Discovery/ DS-793)

アンサンブルを重視した滑らかなサウンドのウエスト・コースト・ジャズは、西海岸の乾いた潮風そのままの爽やさで一世を風靡した。
第12回 Herbie Hancock/ Mr. Hands / CBS
Herbie Hancock/ Mr. Hands / CBS

毎年年末に、Giles PetersonとPaul Murphyを迎えるなど、ロンドンで今最もコアで、最も熱いイベントが、Jazz CotechのPerry主催の「Shiftless Shuffle」だ。
第11回 Jayme Marques/ 25 Aniversario
Jayme Marques/ 25 Aniversario (N3 40012 E)

10分を超えるMilton Nascimento作の「Vera Cruz」の超絶カバーが、クラブで愛されてきたJayme Marques。
こちらの作品も、昔から愛されていたようで、イギリスのDJの間では、マストな一枚です。
第10回 Johnny Scott/ Communication / Columbia
Johnny Scott/ Communication / Columbia(SCX 6149)

イギリスのマルチリード奏者のJohnny Scottが出した数少ないレコードの一つにして、UK Jazz Danceシーンにおいてはずせない一枚がこれです。
第9回 V.A. / Absolute Beginners/ Virgin
V.A. / Absolute Beginners/ Virgin

きっかけ。
UK Jazz Danceを題材にしたミュージカル映画の、プロモーションで、来日したPaul MurphyとJazz Defektors。
第8回 Working Week/ Pay Day/ Virgin
Working Week/ Pay Day/ Virgin (VEGD 19)

ジャズ・ダンスが、高まりを見せる80年代後半に、シーンを牽引してきた、Kalimaと並ぶ80年代のダンス・ジャズ・ブームの看板バンドが、このWorking Weekです。
第7回 Maynard Ferguson/ New Vintage/ CBS
Maynard Ferguson/ New Vintage/ CBS

スター・トレックのテーマや、ロッキーのテーマの作曲者として、有名なビッグ・バンド・マスターのMaynard Ferguson。自身が、トランペット奏者ということもあって、彼のビッグ・バンドのトランペット・セクションのレベルの高さには定評がある。
第6回 Art Blakey & Jazz Messengers/ Night In Tunisia /Blue Note
Art Blakey & Jazz Messengers/ Night In Tunisia /Blue Note (4049)

「もっと、激しく叩いてくれ!」
そう、声をかけるのは、Working Weekのプロモにも登場したダンス・チーム−”I.D.J.”(I Dance Jazzの略)のリーダーJerry。しかし、その頃のBlakeyには、Jerryの要求に答えるだけの若さはなかった。
第5回 Dave O'Higgins/ Fast Foot Shuffle/ Candid
Dave O'Higgins/ Fast Foot Shuffle/ Candid (CCD79772) CD Only

2002年リリース。今、イギリスで最も忙しく活動するダンス・チーム「Jazz Cotech」のリーダーが、プロデュースした、「ダンサーによる、ダンサーのためのJazz」が、これです。演奏するのは、マルチ・リード奏者のDave O'Higginsを中心としたセプテット。
第4回 Jazz Defektors/ S/T / Factory
Jazz Defektors/ S/T / Factory (FACT 205 )

近頃、再発され話題になっているのが、このアルバム。当時、IDJとともに、音楽業界のトップで、活躍していたダンス・チームJazz Defektorsが残した唯一のアルバムが本作です。
第3回 Jack Wilson/ Margo's Theme/ Discovery
Jack Wilson/ Margo's Theme/ Discovery (DS-805)

今回は、ダンサーに人気が高いいくつかの高速ハードバップの中から、極上のピアノ・トリオ作品を紹介します。
第2回 Joachim Kuhn/Hip Elegy
Joachim Kuhn/ Hip Elegy/ MPS ( G22794)

先鋭的なフュージョン作品を数多く残したドイツのキーボード奏者Joachim Kuhnの、最もダンサブルな作品。
第1回 Tommy Chase/ Groove Merchant
Tommy Chase/ Groove Marchant/ Stiff (SEEZ 66)

かつて、Soho Jazzというジャズ・フェスティバルがロンドンで開かれた。
Tomi The Jazzy Monk/プロフィール

81年和歌山生まれ。ダンサーとして、そのキャリアをスタート。日本におけるUK Jazz Danceのダンサー最高峰のサウンド・クリーム・ステッパーズに師事し、都内を中心に活動する。
2000年に、ダンス修行のため渡英。UK Jazz Danceの人気イベント「Hi-Hat」と「Messin’ Around」。高速ジャズに合わせて嬉々として踊るダンサーと、タニア・マリアの感動的なライブに出会い衝撃を受ける。「日本でも、この感動を」と、高速のジャズを中心としたUK Jazz Danceのイベントを企画し、DJとしても都内各所で活動。
2005 年12月に、日本人としては初めて本場イギリスのダンス・セッション「Shiftless Shuffle」と「Out to Lunch」に、ゲスト出演。2007年には、UK Jazz Danceシーンの伝説的DJであるPaul Murphyと共演を果たす。
2008年Fuji Rock Festivalに参加。高速ジャズを中心としたセットで、Rockオーディエンスにもジャズが通じることを、証明した。
また、同10月には初のジャズ・レコード・ガイドブック『Jazz For Dancers』をリリース。さらに、アルトサキソフォニスト佐藤恭子を中心としたクラブ・ジャズ・プロジェクト「Nation Of Multiverse」を、日本のクラブ・ジャズ界を代表するDJ、プロデューサー小林径氏とともに共同プロデュース。10月25日に発売した。
www.tomithejazzymonk.com

