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第6回 エプソムC/実績、能力上位のクラフトワークが街金を破る穴!

安田記念。競馬新聞の印でいけば○→△で、上位馬4頭のBOXが馬連12770円になった。
◎と○が逆なら、◎落下傘型の目を取らずタテメを入れれば…悔いは大きい。2週続きで好配を逃がしたのは構え方の問題。打率を上げるべく初心に戻る。

競馬予想は何十年やっても難しい。
なぜか。
予想に配当が伴う以上はどうしても欲がからむ。
当ててなんぼではなく取ってなんぼ。
ディープインパクトが勝ってもおもしろくはないよ、1000円が5000円になっても嬉しくはないよ、という雑念がたえずどこかにある。
だから3連単に目が向くのだが、3連単を当てるためにはまず単勝と連単を当てなければならない。
単勝買いが好きか嫌いかは別にして、配当の高低にかかわらず単勝に自信の持てないようなレースは3連単を組んだって砂上の楼閣だ。
しかし1日5~6レースやって、単勝が買えるのはせいぜい1レースありやなしやである。

狙い馬がいて、なおかつ危うい人気馬のいるレースなどはそうそうない。
平均すると単勝1番人気馬は1日12Rで3~5レースくらい勝つ。
連対率はおおむね50~60%くらいというのがメド、極端な場合は9レース連対なんてこともある。
基本的にはそれだけ連対する公算の高い1番人気馬に刃向かって、消えそうなレースを探し、その他の馬を探す努力をしているのだから簡単ではない。
ストライクゾーンは針の穴のように狭いのである。
ただし当たるとデカイ。
だからやめられない。
一撃必殺、100回外れようが一度で回復する。
そういうレースが予想を出しているメインレースならばいいのだが、7レースかもしれないし、最終レースかもしれない。

厄介なのは低オッズ高支持率の1番人気馬の取捨である。
こんな馬が人気になるなんて…とあらかじめ疑って消すことができる場合もあるが、1番人気ということは、時計、展開、距離適性、コース適性、血統などあらゆるファクターが集計された衆知なのである。
あらかたの人が勝つ可能性が一番高いと思っているから1番人気なのであって、これを消すのは穴馬探しよりも難しい。
そのあたりの判断が的確にできるかどうかが予想の第一歩、人気だから消すという人はよほどのへそ曲がりか、変態といってよい。

1番人気馬の消える原因は、たとえばこのブログの表題にあるような、能力の足らない馬が武豊騎乗で過剰人気になったような場合とか、関係者コメントが超強気、などいくつかあるが、ほとんどの消因の事前予測は不可能である。
競走馬の能力が接近している場合、走るか走らないかは、レース当日の馬の状態で大きく変わる。
馬の状態というのは、競馬場のパドック、あるいはモニターを通じて確認するのが一番よいのだが、前日段階では調教状態、厩舎コメントなどで判断するしかない。
しかし信頼に足る情報は多くない。
厩舎関係者はあたらずさわらずのことか、いいことしか言わない。
厩舎の希望的観測は、わが子可愛さや、馬主に対する社交辞令という面だけではないのだが、正確ではない。
調教状態、調教時計も人気を作る要素だが、どれだけ的確か。
調教採点Aの馬が凡走し、Cの馬が激走するなんてことはよくある。
厩舎情報信じるべからず、信じるべし。あまり前向きに推理要素には取り込まず、馬券を買う側の経験則でジャッジしたほうがよい。

冒頭の初心に戻るということは、しばらくの間予想の点数を絞り回収率を上げたいという考え方に基づく。
前日予想では、よほどのことがないかぎり極力アタマは決めつけないようにしたい。
三角買い含めて4頭抽出なら6点BOXまで。
買い目は馬連が基本で1~6点までに絞る。
ここ1年くらいは馬単、3連単などより、馬連、ワイドの併用の効率がいい。
ワイドは軸を決めると、同着でもないかぎり2通り以上当たりがなく、だいたい馬連の3分の1しか配当がないので2点以上は買う気にならないのがいい。
そして、嫌った1番人気が1~2着してもあと一通りは当たりがある。
自省も含めて、あらためて競馬予想の基本、手筋などをテーマ分けし、予想とは別枠で毎週ご紹介していきたいと思います。

【エプソムカップ】
 6月11日 15時35分 東京11R 芝1800メートル
2006epsom.gif

いよいよ大ラスの東京開催、この2ヶ月間というもの雨にたたられっぱなしだった。今週は入梅、最後まで馬場の良し悪しだとか、コース取りに悩まされることになりそうだ。

エプソムカップの1番人気は藤沢厩舎のマチカネキララである。
昨秋神戸新聞杯でディープインパクトの4着後、1千万条件、1千6百万条件の特別をダントツ人気で快勝して器の違いを見せつけた。
その後AJCC杯を予定していたが仕上がらずに放牧に出され、復帰戦はオープン特別のエイプリルSなら勝って当然、そしてデビュー以来2000メートルしか使わなかった馬を、1800メートルの空き家のような京都のオーストラリアTに連れて行き、断然人気になりながら3
着と期待を裏切った。
マイナス14キロは、アバラが浮いた感じで決して好状態ではなかったと思う。

藤沢人気馬を買うのは勇気がいる。
やや上向きになっているとはいうものの、キングストレイルしかり、相変わらず馬を仕上げられない藤沢厩舎、その悪印象は昨夏あたりから払拭できないでいる。
マチカネキララの素質は評価するが、ここ2戦は成績のあがらない藤沢厩舎の勝ち鞍を加算したいためだけに使われたような印象がある。

藤沢厩舎は先週終了現在で15勝、このペースだと年間30勝かそこらで例年の半分勝てるかどうかというところ。(昨年が48勝で下降気味)
馬の値段とか質からいったら考えられないような成績だ。
とはいうもののマチカネキララは、昨年のレースぶりを見ていると今年の今ごろはG2くらいは勝っていて、春天とか宝塚記念あたりを目指さなければならない馬、状態? だが相手には恵まれた。

同じ藤沢厩舎のスズノマーチは昨年の勝ち馬だが、その後4戦していいところなし。
今回は京阪杯以来の出走となる。
‘03年の弥生賞の2着馬だが、エイシンチャンプ(大井転厩、先週の大井記念勝ち)の勝った低レベルの弥生賞で、その後1000万条件を勝ち上がるのに13戦要したように強い馬ではない。
もちろんエプソムCが重賞初制覇、ジリ脚のこの馬にとって荒れた馬場が味方した。

この藤沢勢なら、久々でもコンラッドは能力的に劣らない。
ラジオたんぱ賞を勝って、昨秋はセントライト記念から始動したが、熱発の影響などが残って凡走、その後菊花賞、中日新聞杯、金杯と一息のレースが続いたが本調子にはなかった。
ここは仕切り直しの一戦、伸びしろを見込むとマチカネとは差がないと思う。

実績最上位は一昨年の函館記念から、昨年の中山金杯、AJCCと重賞3連勝したクラフトワークだ。
股関節を痛めて1年以上開いた前走の中山記念は回ってくるだけという競馬で参考外。
ペンタイヤ×パドスールという重い感じの血統だが、マイルの東京新聞杯を2着したように距離対応力はある。
1600万下を勝ちあがった時が府中の1800メートルで1分45秒7、ここでは時計上位の存在だ。
最大の魅力はその馬体、黒鹿毛馬で見栄えはするのだが、好調時はとにかく光って見える。
兄弟も晩生だったようにこの馬もまだ先がある。

目立たないまでもそこそこに走っているのがダンスインザモア、昨年のスプリングSの勝ち馬で、のどに難点のあって苦戦中だが、曇天、雨天なら軽視できない。
8歳馬ながら調子を上げるカナハラドラゴン、先行馬手薄で主導権のとれそうな藤田デアリ
ングハート、昨夏ダイワメジャーを破ったサイドワインダー、叩いたトップガンジョーなども気になるが手広くいくようなレースでもなかろう。

結論 実績、能力ともに上位のクラフトワークに期待。

馬連: クラフトワーク=マチカネキララ(12.6倍)
    クラフトワーク=コンラッド(102倍)
    クラフトワーク=サイドワインダー(157倍)
馬単: クラフトワーク→マチカネキララ(44.3倍)
3連複 クラフトワーク=マチカネキララ=コンラッド(48.9倍)
    クラフトワーク=マチカネキララ=サイドワインダー(41.5倍)

【CBC賞】
 6月11日 15時45分 東京11R 芝1200メートル
2006CBCsho.gif

CBC賞は12月から6月に移動、G2からG3に格下げされて、今年から始まる夏にかけてのスプリントなんとかボーナスシリーズの第一戦となる。
上は58キロから下は51キロまでのハンディ戦。

トップハンディはリミットレスビッド、プレシャスカフェ、ゴールデンキャストの3頭。
リミットレスビッドは芝で頭打ち気味だったがダートに転じ、ガーネットS、根岸SとG3を2連勝した。
芝がダメというわけではないが、芝だと1200メートルの時計はだいたい1分8秒台なかばでわずかに足らない。
武豊騎乗でもきつい。

プレシャスカフェは‘04年から‘05年にかけて4連勝、昨年の高松宮杯では1番人気で3着だった。
その後4戦して8着以内もないのは持病のノド鳴り?
久々の前走を叩いて変わり身があるかどうか。

ゴールデンキャストは早熟で早い時期に賞金をかせいだのでハンディ戦はつらい。
今や7~8戦に1度という穴馬。

57.5キロがギャラントアロー、ハナ速く自己のペースに持ち込めたときに好走するが、人気薄好走、人気凡走を繰り返すタイプで毎度予期されるような結果は残せない。

シーイズトウショウの57キロは牝馬だけに極量だが、昨年のテレビ愛知杯を勝ったときが57キロで1分6秒7、当時より相手は強化しているが高松宮杯3着と復調気配、中京コースは得意だ。

56キロのワイルドシャウトは4連勝中、1000万下の一般戦からオープン特別までノンストップ、ただ持ち時計が8秒台後半は物足らない。たぶん時計ひとつくらいは詰める必要があるだろう。

むしろ54キロのアグネスラズベリーに注目、4連勝後にG1ビクトリアマイルで5着、1200メートルがどうかだが、1分8秒1はワイルドシャウトより速い。

53キロとか51キロあたりにも油断できない馬が何頭かいる。
1分8秒そこそこの時計を持つ中京得意のカネツテンビー、ナゾだって中京3.0.1.5と大得意、3歳ウインリジェントの51キロは恵量だ。

結論 土曜の知多特別から類推すると1分7秒台後半の決着か。極量もシーイズトウショウのスピードが上位か。

馬連: シーイズトウショウ=カネツテンビー(68.4倍)
    シーイズトウショウ=アグネスラズベリー(12.4倍)
    シーイズトウショウ=ナゾ(312.9倍)

(オッズは土曜22時現在)

2006年06月12日 17:29| 個別ページ

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